"明日を創る"変革にチャレンジ 中堅社員交流研修

2018年度も6月から中堅社員交流研修がスタートしました。初回は、自動車、保険、金融、食品飲料、電力、建築建材、IT関連など12社26名の皆様にご参加いただきました。
「新しい価値の創造」「変化に対応する効率化」「人材活用」そして「内外との関係性の構築」の4つのテーマに対し、中堅リーダーが現場起点のリーダーシップを発揮しどう変革を生み出すかに取り組んでいただきました。どのテーマにも“明日を創るために”という「枕詞」がつきます。この枕言葉ひとつで、参加者が問題を俯瞰する視点が高まります。このテーマを考える意味を深堀し、各社の状況を共有しつつ根底にある問題の本質を探ろうと議論しました。
一例を挙げますと、「多様性」について議論したグループは、当初は様々な違いを活かすための仕事の割り当て、言わば適材適所の人材活用を提起しました。しかし明日の価値を創造するためには、多様な意見を交わして違いを力(価値)に変換する本質的な意味での多様性が重要であることに一連の議論を通じて気づいていきました。
かつてない、そして先を見通すことが難しい環境変化への機敏な対応が、現場の最前線で直接その変化に触れている中堅社員に特に期待されていることを、他社メンバーとひざを突き合わせた2日間の議論を通じて再認識して頂くとともに、職場に戻ってからの具体的なアクションに落とし込んで研修は終了しました。