中堅社員が「仕事変革」を16社で交流討議

16社が参加した中堅社員交流研修は「仕事のしかた改善、仕事のしくみ変革、自分たちの意識刷新」をめぐって、熱い議論が交わされました。異業種交流にふさわしくカーメーカー、家電、銀行、IT、アパレル、運輸、建材、ネット系、大学などから30代を主に参加。難度の高いテーマといえる「提案型の仕事のしかた」「顧客ニーズをどうとらえるか」「部下育成によるダイバシティ集団への進化」など、これからの課題に真っ正面から向かい合いました(10月23、24日の集合研修。東京・豊田市で開催)。

この中堅社員交流研修は、当社の社歴そのままに25年間継続されている中心的なコースとして年間9回実施されています。研修プログラムは1泊2日間を5部構成として、次のようなフローで進めます。
事前ワークでは、自社を取り巻く環境、自分の仕事のしかたを事前認識します。
導入フェーズでは、他社の先端情報に触れて「自社内思考の壁をこわそう」
展開フェーズでは「これからの中堅社員に求められる変革型課題」にチャレンジ
集約フェーズでは「交流成果をあすから自分の仕事に反映させよう」
事後フォローでは「他社からの個人別アドバイス」を仕事に入れ、1か月後に取組み状況をメールで交換
研修プログラムでは、異化効果が生まれるような当社のオリジナルノウハウが投入されますが、参加者の当事者意識の高さ、さらに経験豊富なファシリテーターの側面指導とも相応して、毎回、高い評価をいただいています。10月の回も最高評点「5」を9割以上の参加者に付けていただいたほか、一部の参加者からは「あっと言う間の2日間、もっと時間かけても良いのでは」という、ありがたい感想も寄せられ、当社のモティベーションもぐんと高まりました。ありがとうございました。
その理由をうかがってみると、強いインパクトを得たのは「他社メンバーからの発信内容」が「量質ともに良かった」とのことでした。具体的には、
「自分に不足しているものへの気づき、変化させなければならないことは何か、気づかされた」「自社が悩んでいることを、他社は既に経験済み。そのアドバイスが参考になった」「他社社員の能力がすぐれている。自分に足りない能力は何か、に気づいた」
という感想が寄せられました。