やり放しでない研修へ、の取組み

せっかく、時間とお金をかけたのに研修成果がなおざりにされている。こんな課題を抱える企業が少なくありません。こうした取組みに有効な方法として、当社は「研修後のフォローアップ」を支援するプログラムを提供しています。be-ON-beと名づけられた、この取組みは、研修後に実行する課題を一人ひとりに焦点をあてて有期限で個人別に指導するのが特徴です。すでに業界を代表する複数の企業で行なっており、注目されています。

この中心となるのが「研修後に実行する課題」。課題実行プロセスでの成果を高めるところに目的をおいています。具体的には、ここに内包される課題対応行動能力を明らかにして、個人別に指導・支援していくプロセス学習型展開ですが、一般的な指導ではなく「現実に取組む課題」に焦点を当て、実行による成果を高めるための「行動能力」を引き上げる、実戦性を重視しています。
特に、各自の課題(たとえば「新商品開発へのクロスファンクショナル対応」「変革型ファシリテーターの育成」)に内包される行動能力を浮き彫りにしていきます。現在の傾向を一人ひとり、つかみながら、その実行を3〜4か月かけて指導・支援していきます。業種業態による違いを織り込んだ強化項目を設定できたり、職位職層などの職能にもきめ細かく対応できるなど、従来とは異なる「やり放しでない研修へ」の取組みがなされています。