この時期は特定の数社で実施するカスタマイズ型の異業種交流研修のコーディネート依頼を多く頂きます。特に、研究・開発・設計など他社の技術者との交流の場を求める企業様 からのご依頼が顕著です。
その背景には、激変する事業環境に対応していくために業種の垣根を超え共創によって新価値を創造していかなければ生き残れないという 強い危機感を感じます。
技術レベルでは既にオープンイノベーションによって他社との協業を行っていても、そこで折角芽生えた新技術・新価値の芽が、マネジメントや意思決定のプロセスで摘まれてしまう状況もあるようです。そこで、マネジメントや業務プロセスについても他社と共有・共創する場を模索する企業様が増えている印象です。
弊社の異業種交流研修では、他社の現場レベルでの仕事のしかたや仕組み、マネジメントや、業務プロセスを活きた事例として互いに学びあい、自社のスタンダードを客観的に見直すとともに、リーダーやマネジャーの方々の選択肢(引き出し)を成果として持ち帰って頂くことを主眼に置いています。
技術レベルではオープンイノベーション。一方でマネジメントや組織運営は異業種交流によって他社と共創し、その両輪を回すことで継続的な価値創造を可能にするものと考えます。