2019年度「オープン型異業種交流研修」がスタート

今期の会員制オープン型異業種交流研修の初回となる「中堅社員交流研修」を実施しました。
大きな環境変化(時代の潮流)を捉え、その変化に対応するためのスピードと適応力をもった仕事のしかた・仕組みの実現に向けて他社がどんな取組みを行っているのか?を互いに学び合い、その学びを業務の改善、ひいては変革に結び付けることに主眼を置きました。
リーダーズ型組織への転換、社内外との共創関係の構築、チャレンジする風土づくり、多様な集合知による成果追求、という4つの大きなテーマのもと、「リーダーが取り組む変革課題」へと落とし込んで討議を重ねました。討議では、他社の成功(失敗)事例が共有されるとともに、各参加者が持つ視点や発想、思考プロセス(フレームワーク)や、仕事に対する姿勢・意識等の違いにも触れる(学ぶ)貴重な機会になったはずです。
また一連の議論を通じて、変革を担うリーダーとしての視座を高め、その役割意識が醸成されていきました。
討議テーマのひとつでもある「多様な集合知による成果追求」は違いを積極的に受け入れ、その違いをもって価値を創造することを意味しますが討議を進めていくにつれ、この異業種交流研修のプロセスそのものが多様性を活かした価値創造であることに参加者は気づきます。様々な背景を持った他社社員と協働し、短時間で一定のアウトプットをするその過程で、多様性を活かすチームビルディングを疑似的に体験する貴重な機会にもなりました。