コロナ禍でのマネジメント課題を共有~ミドルクラス交流研修

10社19名様にご参加頂き、ミドルクラス交流研修を実施致しました。

リモートワークの浸透によって従来からの仕事の仕方やマネジメントのあり方は大きく変わり、是非や好みに関わらず前例を打破し変革せざるを得なくなったことは参加されたミドルの共通した認識でした。
進捗管理や評価、動機付けなど日々のマネジメントでの苦労や工夫を共有する一方で組織風土や新価値創造のための変革もまたキッカケさえあれば可能ではないか?ということを今回の一連の討議を通じて気づいて頂いた印象です。
そのきっかけは変革のテコと呼ばれ、定石として謳われている顧客、競合、人材、業務プロセス等々に加えて、今回のコロナ危機のような環境変化をも包含されており、変革のテコをどこに置くのか?を決めることがその第一歩となります。
リモートワークが浸透しつつある現状では自律型人材の育成、ひいては自律型集団の形成が従来以上に問われるようになり、管理技術の重要性と合わせて、部下・メンバーの自律的なキャリア形成支援も喫緊の課題となっています。
その主たるキーワードは、多様性を認める、コラボレーション、働きがい・働きやすさなどがあり、参加者は自部署の変革の必要性を認識した様子でした。
Myテーマにおいても「シームレスな組織の再構築」、「DX提案活動への組織的取組」、「受身・前例踏襲組織からの脱却」など、改善より「変革」「革新」を求める行動を自らの責務に挙げる受講者が目立った印象です。