戦略思考には脱・固定観念が必要

ソニーマーケティングや大塚製薬、アサヒビール、資生堂などが参加して実施された「戦略思考を養う交流研修」は、好評の内に終了しました。

東京の渋谷をテキストとするユニークな研修構成の”売り”は、他社とチームを組んで渋谷をフィールドワークし東急グループや西武百貨店などのShop戦略を読んでいくという課題です。

感想をうかがってみると「いままで自分がとらわれていた固定観念を壊すことが戦略思考の第一歩だということが実感できました」という声が多く聞かれました。

たとえば「渋谷の街は若者文化」と決めてかかって、実際に足を運んでみると、コンサバな実年層にもターゲットを当てたShop戦略がそここで展開され、いままでの既成概念が否定されます。日に270万人の乗降客で賑わう渋谷は正に顧客ニーズ多様化の”戦略思考競争”そのもの。

参加者は「職場に戻ったら、もう一度、顧客ニーズを自分の目で確かめ直したい」と研修成果の持ち帰りを自身に課していました。