■季節は秋冷を漂わせていますが、相変わらず高温が続いているのが交流討議。たとえば9月におこなわれたミドル職層の交流研修では「新しいマネジメントスタイル」を主題にすえて、熱のこもった議論が2日間、展開されました。
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グループに分かれて深堀り討議をするフェーズでは4つの課題に取組みます。「価値創造プロセスにどう取組むか」「自部署を変革型風土に刷新するには」「自立型集団に進化させるには」「多様性を活かすダイバシティマネジメント」がそれです。いずれも難度の高い課題だけにオイソレとは具体策が出てこないのが常です。迷路にはいり込むような光景がいつも見られます。
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こうした中にあって「さすが!」と思わせるのは、参加者の課題意識の高さです。これから3〜5年後、あるべき仕事のしくみはこうではないか、との仮説案を参加者のそれぞれが胸に討議の輪に加わります。業界を代表する企業ならではの課題意識の高さを交流エネルギーに昇華させながら25年間、継続実施させていただいております。
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研修では当社独自の研修手法が導入されて、グループ討議に”ゆらぎ”を与えながら、上記の難題対応に道すじをつけていきます。あたかも知的 “押しくら饅頭(まんじゅう)”のようなダイナミズムを生みながら白熱教室さながらの光景を醸し出します。ミドル職層の交流研修は年に7回、実施され、次回は10月となります。