多様な集合知による発想の転換~SHIBUYAフィールドワークを通じて

各社の若手リーダーに参加頂き、渋谷(広域渋谷圏)を舞台に「新しいビジネスモデル」を企画しました。
再開発により、街としてのブランド力・発信力を更に増幅させる渋谷駅周辺には、若者や外国人観光客、富裕層、ビジネスマンが行き交う多様性の街です。ITベンチャー企業が集積するなど様々なポテンシャルを備える渋谷を舞台に、多様な意見や発想を取り込んだ集合知として企画提案することで、構想力・発想力を磨きました。

実際に渋谷の街に出て、街頭インタビューなどを行うなど現場・現物・現実の活きた情報に触れてこそ得られる生活者価値に、どう応えていくか?を異業種のメンバーと議論を重ねました。子育て世代をターゲットにしたコ・ワーキングスペースなど様々な提案がされましたが、業種も職種も異なる異業種のメンバーとの共創作業は、視点の違い、課題解決へのアプローチの違い、思考プロセスの違いなどを体感する貴重な機会になったはずです。

初めて会った異業種のメンバーと行う共創作業は、自社内のスタンダードや、暗黙的なルールも通じない難しい「仕事」ですが、多様性を認め、短時間で相互理解を図り、健全な衝突の中で成果を出していく一連の作業はこれから益々必要とされる仕事のしかた・ビジネススキルであるはずです。企画実習という「仕事」を通じて改めて互いの強みや弱みを知ると共に、他社(他者)を知ることで自社(自分)を振り返りかえる機会となりました。