小社が実施している交流研修にこのところ「仕事のしくみ」変革と「意識と風土」変革とを相互関連させる参加者が目立ちます。とりわけミドルマネジメントにそれが顕著で、交流研修が「新たな組織開発」へのヒントの場となっている観が強くなっています。
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たとえば「顧客ニーズを創発させるために取引先とコラボを組みたい。その場合に懸念されれるのがお互いの風土の違い。これを乗り越える方策を考えたい」といった最近の例がそれです。交流研修にご参加いただいている企業には、こうした課題にすでに取組んでいるケースが少なくなく「こうしてはどうか」という提案が活発に行き交っています。
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こうした傾向は、メンバー制の交流研修でも、あるいは少数の特定企業同士で行なう交流研修でも、共通してうかがえます。事業環境の変化が激しい時代だけに、組織風土という土壌を豊かにして、そこに新しい仕事のしかたという新芽を出させたい。こんな思いで交流研修に参加されるかたが多いといえるようです。