中堅社員交流研修

変革へのリーダーシップの発揮

中堅社員交流研修

研修のねらい

各社を取り巻く事業環境が激しく変わる中で企業経営には果敢な変革が求められますが、その中にあって現場の第一線に立つ中堅リーダー層には、環境変化に対応するための視点移動や発想の転換、自部署における業務のあり方や仕事の進め方などを主体的に変革するためのリーダーシップの発揮が期待されています。
この研修では中堅社員に求められる「変革へのリーダーシップの発揮」をテーマに据えて他社(他者)との交流を図ります。業種も職種も異なる他社社員との忌憚の無い意見交換・情報交換を通じて、自社内では得がたい視点移動や発想転換、これからの仕事のしかた・しくみの刷新、あるいは自らの能力開発のヒントに寄与することを期待しています。

期待する成果

  • 自部署の変革課題に向けたチームマネジメントのあり方を学ぶ
  • 自部署の課題解決のヒントを他社の視点から獲得する
  • 中堅リーダーとしての役割意識を醸成し、当面の実行課題を明確にする
  • 視点移動(自社内思考からの脱皮、部門最適から全体最適への思考転換)
  • 視野拡大(マクロ環境に対する高いアンテナ)
  • 他社社員との人的ネットワークの構築

対象

中堅社員層
(職種は問いません。主に主任・係長級を対象とします。30代前半~半ばが目安です。)

コンセプト

この研修では、受講者が日常業務に於いて抱える課題意識を研修の討議テーマとして持ち込んで頂き、その課題解決のヒントを他社社員との交流討議を通じて、誘発させることを期待しています。
講師から知識やフレームワークを学ぶのではなく、受講者が“相互に学びあう”、“お互いにテキストになる”研修です。

研修フロー

【変革への意識喚起】

《導入フェーズ》
事前ワークシートを使った情報共有
  • 他社の環境変化の認識
  • 各社の中堅リーダーが抱える課題を知る
  • 自社・自部署・自分の強みや課題を知る

【変革への課題構築】

《展開フェーズ》
中堅リーダーとして取り組む変革課題を抽出し、方策を検討する
  • 他社の仕事のしかたや仕組み、視点・発想の違い等に触れ、自身の視野を広げる(オプションを増やす)
  • 変革を担うリーダーとしての役割意識を醸成する

変革へのテーマ実行】

《集約フェーズ》
自身の取り組むテーマを設定する
  • 一人ひとりの実行課題に落とし込み、他社の支援を得ながら、取り組み方策を検討する

実行へのフォローアップ

  • 研修後、フォロアップシートに自身の取り組む実行テーマを記入、上司へ報告後、提出

討議テーマ

導入フェーズ

【時代の潮流】 変化が激しく予測不可能な時代=過去の成功体験やルールブックが通用しない不確実性
生活価値の多様化 技術革新 変わる競争関係 社会問題の深刻化 政策や社会的制約・責任
問われる、変化に対応・変化を先取りするための“スピードと適応力をもった仕事のしかた”

展開フェーズ

当研修で取り上げる4つのビッグワード(テーマメッセージ)
4つのビッグワードを結び付けて、スピードと適応力を持った組織運営を実現する
社内外との共創 関係の構築
顧客・パートナーを受動的でなく、能動的なコミュニティのひとりとして捉え共に価値をつくるパートナーと考える
多様な集合知による成果追求
メンバーの多様性を活かした集合知によって高い成果を生み出す
チャレンジする職場風土づくり
前例踏襲に留まらず、 果敢に挑戦する 職場風土の醸成
リーダーズ型組織への転換
メンバー一人ひとりが自律的・主体的に同じベクトルに向かって動くチーム運営
討議テーマの設定
ビッグワードから“中堅リーダーとして取り組む課題”へブレイクダウン
  • 他部門・他部署との情報や知識の共有による組織能力の向上
  • 顧客を共創のパートナーとして捉え成果を共に創る関係づくり
  • メンバー一人ひとりが自律的・能動的に動くチームづくり
  • 現状を打破する個々人の能力アップ
  • 異なる特性や専門性を活かし、問題解決や新価値創造に活かす仕組みづくり
  • 発想やアイデアを生む・育むチームづくり
  • 前例踏襲に留まらず、新しいことに挑戦する職場風土の醸成
  • ・・・

集約フェーズ

Myテーマの設定と相互支援
一人ひとりの実行課題に落とし込み、他社の支援を得ながら、取り組み方策を検討する

参加者の声

他社に学ぶ

他社の具体的事例に学ぶ

他社の現場レベルでの具体的な取り組み、成功事例等を吸収し、自社・自部門の変革に活かす

  • 効率化のために社内に部門を設置し、営業問い合わせを一本に集約する等、弊社では考えにくい方法で効率化している事例を知ることができた。
  • 自分の置かれている状況の振り返りにもなりましたし、他社での成功事例は自社にも展開できる良いモデルケースだと感じました。
  • 他社の表彰制度や15%ルールなどモチベーションを上げる取組みが特に参考になりました。
視点異動 視野拡大

自分(自社)の思考枠を超えた視点、発想、気づきから、知見を得る

  • 他社の方々と話し合うことで自社と他社についての比較ができた。風土や業種による違い、お客様との距離、業界の動きや課題など、自社内にいるだけでは得られない情報を多く得られた。
  • 人的資源そのものを扱う業種や保険会社など自分と異なる業界の話は新鮮でした。メーカーであっても会社の方針が異なる点が参考になりました。
  • 自動車の開発等の状況や、苦労、組織など興味深かったです。その他自分の業界と類似点の少ない業界の話は参考になりました。
他社を鏡に自社を振り返る

自社の常識を問う(自社の常識≒他社の非常識)

  • 他社の方々と話し合うことで自社と他社についての比較ができた。風土や業種による違い、お客様との距離、業界の動きや課題など、自社内にいるだけでは得られない情報を多く得られた。
  • 人的資源そのものを扱う業種や保険会社など自分と異なる業界の話は新鮮でした。メーカーであっても会社の方針が異なる点が参考になりました。
  • 自動車の開発等の状況や、苦労、組織など興味深かったです。その他自分の業界と類似点の少ない業界の話は参考になりました。

自社・自分を振り返る

自分の立ち位置、レベルを知る

他流試合を通じて、 自身の能力や知識・専門性等のレベルを知る

  • 他社日ごろ接することの無い方々と真剣に討議することで色々な意見、知識を吸収できた。自分の立ち位置や現状も再認識できたので改めて業務について深掘りし、良い結果に結び付けたい。
  • 自分が弱いと思っている部分が強みであったり、強みと思っていることが弱みであったり、他の視点から見なければ分からないことを沢山言って頂きました。

共感・共振

変革リーダーとしての役割意識の醸成

異なる視点や発想、課題解決へのアプローチなどを知り、知見を拡げる

  • リーダーとしての立ち位置、考え方の再認識ができた。変革に向けて考えるべきポイント(自分がパイプ役になる)も知ることができた。
  • リーダーしかできないこと、リーダーだからやりやすいことは何かを考えることができた。
  • リーダーとしては全体を見据え、周囲に適切な影響力を発揮できるように行動する必要があると感じた。

行動変容の促進

具体的アクションへの結実

実務における課題解決のヒントを得る

  • 実業務を整理でき、またそれに対するアドバイスも頂けたので今後活用して実践してきたい。
  • 自分の考えたアクションプランにアドバイスや賛同を得ることができ、モチベーションの向上に繋がった。
  • 他メンバーの方からの視点が大変参考になり、より具体的な行動課題が明確になった。
人的ネットワークの構築

互いに切磋琢磨する 人脈を育む

  • 参加メンバーが非常にポジティブだったのでいろいろなアドバイスを聞けて今後の活力にしたいと思います。
  • 危機感を持って仕事をしている方が多く、他社の方の意識の高さに驚いた。今後もこの人脈を大切にしたい。

タイムテーブル

第1日 9:30 【集合】
【オープニングオリエンテーション】
【自己紹介】
【導入フェーズ 変革への意識喚起】
 《自社(他社)を取り巻く事業変化を知る》
 事前ワークシートを使った状況共有
10:40  《事前ワークシートを使った状況共有》
12:00 【昼食】
12:50  事前ワークシートを使った状況共有 (続き)
14:00 【展開フェーズ 変革への課題構築】
 《中堅リーダーとして取り組む変革課題を抽出し、方策を検討する》
 テーマアップ 〜 グループ討議
18:00 【夕食】
18:50  ファシリテーターからのフィードバック 〜 グループ討議(続き)
20:00 【第1日終了・チェックイン】【懇親会】〜22:00
第2日 【朝食】
【チェックアウト】
8:30 【展開フェーズ 変革への課題構築】
 《中堅リーダーとして取り組む変革課題を抽出し、方策を検討する》
 グループ別討議 (昨夜の続き)
10:00  最終発表
 ラウンド型発表
【集約フェーズ 変革へのテーマ実行】
 《職場に戻って一人ひとりが取り組むテーマを設定する》
11:30  myテーマ設定
12:00 【昼食】
12:50  myテーマ設定(続き)
13:30  myテーマのグループ内発表&相互フィードバック
中堅交流様子
16:30 【クロージング&アンケート記入】
17:00 【第2日終了】【解散】

ご参加実績

日産自動車 本田技研工業 マツダ 三菱自動車工業 SUBARU デンソー オリンパス ソニー 東芝グループ キヤノングループ 富士通グループ 日立製作所 カシオ計算機 セイコーエプソン NECグループ 横河電機 アサヒビール キリン 味の素 明治製菓 明治乳業 キユーピー 大塚製薬 日本航空 全日本空輸 JR東日本グループ 日本通運 NTTデータ NTTコミュニケーションズ 四国電力 新日鉄住金ソリューションズ 東レ 旭化成グループ 倉敷紡績 住友化学 かんぽ生命保険 ワコール デサント IHI 日本放送協会 富国生命 三菱UFJ信託銀行 三井不動産 YKK ジャックス Z会 東京大学 三井住友海上火災保険 ブリヂストン 東京ガス ライオン 電力中央研究所 ディノス・セシール JTB 他 *社名順不同

※異業種交流研修は参加企業様を限定して実施しております。ご参加いただく際には幹事企業様のご了解を経る必要がございます。検討の結果、ご期待にそえない場合もございますことご了承ください。

2024年度 【集合開催】 日程・会場

宿泊型(1泊2日)研修 年間10開催

日程 会場
第1回 7月25日(木)~26日(金) マイステイズ新浦安(千葉県浦安市)
第2回 8月22日(木)~23日(金) 富士電機能力開発センター(東京都日野市)
第3回 9月5日(木)~6日(金) マイステイズ新浦安(千葉県浦安市)
第4回 10月10日(木)~11日(金) 富士電機能力開発センター(東京都日野市)
第5回 10月24日(木)~25日(金) マイステイズ新浦安(千葉県浦安市)
第6回 11月7日(木)~8日(金) 富士電機能力開発センター(東京都日野市)
第7回 11月21日(木)~22日(金) マイステイズ新浦安(千葉県浦安市)
第8回 12月9日(月)~10日(火) マイステイズ新浦安(千葉県浦安市)
第9回 2025年1月23日(木)~24日(金) 富士電機能力開発センター(東京都日野市)
第10回 2025年2月6日(木)~7日(金) HOTEL ARU KSP(神奈川県川崎市)

予定会場

富士電機能力開発センター
マイステイズ新浦安
HOTEL ARU KSP
  • 〒297-0014 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2−1
  • TEL:047-709-1600
  • 東急田園都市線溝の口駅(東口)、JR南武線溝ノ口駅(北口)より徒歩約15分 / 東急田園都市線溝の口駅(東口)、JR南武線武蔵溝ノ口駅(北口)バスロータリー9番乗場から直通シャトルバスが運行。所要時間約5分。

パンフレット

2024年度中堅社員交流研修のパンフレットがダウンロードできます。

2024年度中堅社員交流研修パンフレット

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