R&Dチェンジリーダー交流研修
カスタマイズ型異業種交流研修
「カスタマイズ型異業種交流研修」は、お客様からのご依頼を頂いてコーディネートさせて頂く、カスタムメイドのプログラムです。プログラム開発と当日のファシリテーションはもとより、交流の相手先となる企業様のコーディネートも承ります。
弊社でコーディネートさせて頂く場合、交流効果を勘案し、3社~5社程度での実施をお勧めしております。職種を限定した研修や、日帰り、宿泊型、シリーズ型など、お客様のご要望に応じてカスタマイズして参ります。
ここでは研究開発部門のリーダー層を対象としたカスタマイズ型異業種交流研修のコーディネート実績をご紹介します。
研修の目的
激変する経済環境の中、各社が永続的に発展するためには、新商品、新サービス、新技術を継続して創造できる企業風土・職場風土の形成が不可欠と言えます。特に研究・開発・技術部門は、事業創出そのものを担う機能を果たしており、その活動基盤となる職場の風土形成において、チームをマネジメントするリーダー層の果たす役割の重要度はこれまで以上に高くなってきています。このような環境変化の中で、この研修では業種の異なる各社が意見交換・情報交換をしながら、「組織風土変革」へのアプローチを試みます。他社との交流を通じて、以下のような成果を期待しています。
- 価値創造を継続的に行うための風土改革に向けたチームマネジメントのあり方を学ぶ
- リーダーとしての役割意識を醸成し、組織として成果を上げるための方策を考える
- 企業文化の異なる各社が交流することにより、自社(自部門)の中で形成されてきた既成概念や固定概念を一旦こわした上での新たな気づき、視点の獲得
- 自社の強み・弱みの客観視
- 他社の技術者との交流、ネットワーク形成
対象
研究、開発、設計、生産技術などの技術者を対象
主任・係長・チームリーダー層(30代半ばがボリュームゾーン)を対象としました。
日程
1泊2日(宿泊型研修)で開催
*3ヶ月~半年後にフォローアップの集合研修を設定したコースもございます。
コーディネート実績
4社交流研修
化学メーカーA社 × 電機メーカーB社 × 自動車メーカーC社 × 建設機械メーカーD社
3社交流研修
自動車メーカーA社 × 建設機械メーカーB社 × 二輪メーカーC社
4社交流研修
食品メーカーA社 × 電機メーカーB社 × タイヤメーカーC社 × 化学メーカーD社
3社交流研修
自動車メーカーA社 × 電機メーカーB社 × 精密機械メーカーC社
他、コーディネート実績多数
研修フロー
Phase.1 情報交換のフェーズ
他社の事業環境・問われる変革課題を知る
- めまぐるしい事業環境の変化の中で、各社の中堅リーダーが日常業務において抱える変革課題を共有する。
- 業種・業態は違えど、共通の変革課題を抱えていることを認識する。
Phase.2 意見交換 創発のフェーズ
変革課題に対する取り組み方策を検討
- 中堅リーダーとして変革課題にどう取り組むか?方策を検討。
- 各社の取り組みをベンチマークするとともに、課題解決に対するアプローチや意思決定プロセスの違い、具体的施策等に触れる。
Phase.3 myテーマに対する相互フィードバック
各受講者の実行課題(myテーマ)への落とし込み
- 共通の変革課題からさらにテーマを個人の課題へ落とし込む。
- 他社の”活きたケーススタディ”に学ぶ。
Phase.4 カルチャーフィードバック
自社の強み・弱みの客観視
実行へのフォローアップ
研修後にメーリングリストを使ったフォローアップ交流
研修レポートから
A社様のものづくりに対しての情熱や人間力、B社様の個々の技術力の高さや多様性、C社様のシステマチックな施策など、3社が相互にその違いを肌で感じ、自社(自分)の課題解決のヒントを持ち帰り頂けたと考える。異業種とはいえ“グローバル”“ものづくり”“エンジニア”といった近しいバックボーンがあるが故に互いに共感する部分も多く、その共感が違いを受け入れる土壌となった印象だが、その意味では親和性の高い組み合わせの3社だと言える。個々には、例年に比べA社様の受講者の積極的な関わりが周囲への影響力として発揮されていた印象で、例年他社からのフィードバックにある“控えめ”という印象は薄かった。一方でC社様は昨年に比べスマートでインテリジェンスの高さを感じさせたが、前述の他社の情熱やこだわりに触れたことで更なる気づきを得てもらえたことが高評価に繋がったものと考える。
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