ロールモデルとしての覚醒 ~女性のためのリーダーシップ交流研修

今回の議論では、直属のリーダーの仕事ぶりを客観的に見ていると「リーダーは大変そう」「自分も同じようにハードワークができるだろうか?」「業務負荷を考えるとあまりリーダーになりたくない」といった本音も漏れ聞こえました。一方で、次世代リーダーとして「後輩には‟大変そう“という背中は見せたくない」「仕事もプライベートも大事にして、楽しんで仕事をしている姿を後輩に見せたい」といった頼もしい発言も多数聞かれました。「自社にロールモデルにしたい人がいない上に女性の人数も少ないため、他社の先輩女性の働き方を聴けたことは勉強になった」とのコメントもありましたが、他社の女性社員を「手の届く存在」としてロールモデルとする一方で、自社にロールモデルがいないのであれば、自分自身が後輩のロールモデルになるべき(なりたい)との自覚を促す機会にもなったものと考えます。