不確実性の高い時代においてもはや同質組織だけでは組織のパフォーマンスは維持できません。環境変化に合わせて組織も学習し、イノベーションや新価値の創造に繋げてるためには多様な能力、多様な知見、多様な経験を持っているメンバーが集まり、組織の知が多様性に富んでいること(豊かな集合知)が必須と言えます。この集合知を高めるために、「組織運営・チーム運営に参画する女性」を増やすための取り組みを各社が取り組まれておられるわけですが、とりわけ女性の比率が少ない会社(部門)におかれましては、管理者やリーダーなど管理責任を持つポストに女性が就くにあたっても、男性とは異なる問題や阻害要因があるはずです。
そこで、似たような状況・立ち位置の他社の女性社員との交流を通じて、悩みや苦労を分かち合いながらも、一人ひとりの取り組みを情報交換し、互いに共鳴し、支援し合えるような場をコーディネートさせて頂くことになりました。仕事でもプライベートにおいても期待と責任が寄せられる女性社員が、自らに寄せれる期待を回避するのではなく、真摯に向き合って取り組む様子を互いに共有することで、学び合い、モチベーションの向上にも寄与できる機会を提供して参ります。研修を通じて、自らのリーダーシップの発揮や可能性を引き出す一助となり、ひいては職場での影響力・存在感が変わることを期待しています。