ビジョンによる変革の推進力を議論 ~1月開催「ミドルクラス交流研修」

今回の研修では各グループの討議テーマは違えど「メンバーの挑戦機会の不足」が共通の課題となっていた印象です。その原因となる背景を紐解いていくと少なからずミドル自身にも組織の保守的な風土を創る一因がある事に気づきます。その気づきを経て、議論は「メンバー一人ひとりの挑戦意欲をいかに育んでいくか?」という動機付けに焦点を当てていきました。
ある討議では「メンバーが挑戦する必要性に納得できているのか?」という疑問から「単なる承認に留まってはいけない」との議論が交わされ、行動や結果の背景にあるメンバーの動機(腹落ちして自ら挑戦する)に訴えることが重要であるという旨の意見が交わされていきました。そこで発信された「挑戦しない(変わらない)リスクと挑戦するメリットを明示する」という意見は組織変革の初動の勘どころを押さえた提案でした。組織変革の初動においては「変わらなければいけない」という危機感がメンバー間で共有され腹落ちすることが力強いスターターになります。一方で、その変革を持続する推進力を得るためには、危機感の醸成に留まらず、変革の先にあるポジティブな未来やビジョン(=挑戦するメリット)が描かれ、そこに共感・共振があることが肝要であることを、日々のマネジメント業務を通じて体験的に理解されていることをうかがい知ることができました。